建築家・中村好文氏は長年にわたって、自身がライフワークと呼ぶ「住宅設計」に取り組む一方、もうひとつのライフワークともいうべき「家具デザイン」の仕事においても数多くの魅力的な住宅家具を生み出してきました。
中村氏の家具デザインの最大の特徴は家具職人と二人三脚を組み協働で製作にあたることですが、本展覧会では中村氏が家具製作の「相棒」として全幅の信頼を寄せる3人の家具職人たちとの協働製作で生み出された住宅用の家具の数々をご覧いただきます。
東京圏に位置する大学の建築系学科等で行われている設計製図授業の中から、住宅課題における優秀作品を各校1作品ずつ推薦していただき、それらを一同に集めた展示会です。
建築家アルヴァ・アールトはあまりにも有名ですが、妻でありパートナーでもあったアイノ・アールトの仕事はあまり知られていません。アイノは、アルヴァの作品に使いやすく心地よいという「暮らしを大切にする」視線を加え、空間に柔らかさや優しさが生まれたと言われています。彼女の生き方から現代の私たちへの暮らしへのヒントが得られるかもしれません。
番組「美の壺」が見出した和モダンな暮らしに宿る魅力をセレクトしてお見せします。時代を超えて受け継がれる大切なものをご一緒に探しに行きませんか?
青森国際芸術センターにおける事故により途中中止になった「國府理展 相対温室」の再現展示を行う。國府理氏3回忌に当たる2016年春、彼がたどってきた道を振り返り、作品の背景にある思想や制作意図などをたどる。國府理氏の世界観を追体験しその作品や思想を改めて俯瞰する。
フィンランドの伝統装飾ヒンメリの作品を紹介する。エイヤ・コスキは、伝統だけにとらわれず、常に大胆で斬新な造形美を作り出し、展覧会や著書で紹介され大きな反響を呼んでいる。