今回は、独創的な表現で、国内だけでなく海外でも高い評価を得るダンサー・森山開次をゲストキュレーターに迎えます。
21世紀初頭を迎え、モノからコトへと視座が変遷する中、森山は、舞台というハコから飛び出しつつも、境界としてのハコの中で、そのハコに息を吹きかけ、舞踏という身体表現による新たな空間創出の可能性を探ります。
今年5回目となる、「写ルンです」で街を切り取る写真展。今年の舞台は「上野」です。100人の参加者がそれぞれの上野を記録します。
世界の建築教育の最先端にあるAAスクール内部の現況を、学生作品の展示や教授陣による講演会、ワークショップ等を通して紹介し、現代建築と建築家教育について再考していきます。
鍛え抜かれた技と心をもって職人集団を束ね、数百年の風雪に耐える寺院や神社を築きあげる堂宮の大工棟梁。千年の伝統を受け継ぎ、難事業に信念を持って立ち向かうその姿は、変動の激しい現代社会において、より魅力的に映ります。本展では堂宮大工棟梁の仕事と人物像を迫力の模型や貴重な遺品、映像などで紹介致します。
来日外国人建築家でありながら、日本建築の良さを生かしたモダニズムとは何かを追求した建築家・アントニン・レーモンド(1888〜1976)をとりあげ、氏の北海道の「札幌聖ミカエル教会」など現存する木造の作品を通じて、「日本」におけるモダニズム建築を追及したレーモンドの個性と思想を紹介します。
5周年を迎えたエークワッドのアーカイブ展に加え、2005年に紹介した AAFのヒマラヤの学校建設が2期工事を完了し、2009年度国際石材建築賞を受賞したことを報告いたします。 AAFの活動は、ヒマラヤ山麓に学校を建設しただけでなく、学校運営までもフォローし、地域の力で建設・運営も成功させているプロジェクトです。
建築の内外に「陶の造型による佇まい」を「陶の木立」「陶の岩」「陶の花」という3つの方法により彫刻的に持ち込んだ展覧会。
杉浦氏の自然への祈りにも近い、力強いエネルギーを体感できることと思います。