1950年代、活動を始めた村井修の眼を通した写真は、現代史としての記録性に加え、失われゆくものの残余をと留めつつ変貌する都市への多角的視野により、ある批評性を持って我々に訴える。
公募した100人の参加者がレンズ付写真フィルムで、撮影「人と街の記憶」をつくるという企画です。今回のテーマは、近く改修工事が始まる「東京駅」。多様な「東京駅」の姿をぜひご覧ください。
前挽と呼ばれる大型鋸を用いて原木を挽き、美しい木目を持った建築用材を生み出す木挽の技と道具に焦点をあてます。迫力のある木挽道具と木挽によって挽かれた各種銘木を展示し、わが国の木の文化とその魅力をご紹介します。
人が作品の中に包まれ、触れあうことで、光や空気の中に内と外、といった見えない境界を感じることが出来る。空気と人との境界線にさらに融合しながら光の空間を体験していただく作品です。
明治生命館は、最後の古典様式主義建築の傑作として高く評価され重要文化財 に指定されています。この歴史的建物の歩んできた70年余りをたどり、「保存と再生」という視点に 光をあてた展覧会を企画いたします。
チャンディ-ガルの議事堂の内観写真などル・コルビュジエのインドの作品群を北田英治の写真で人や街、自然を織り交ぜながら紹介します。
長倉威彦の「未構築」シリーズは、近代建築初期の巨匠達により設計が進められながら実現しなかった幻の建築空間を、超写実的なCGで構築、映像化するプロジェクトです。本企画では、ダンテウム(テラーニ+リンゲーリ)、ソビエト宮(コルビジェ) 他、興味深い7作品のCGビデオを、オリジナル図面や模型と共に展示します。