菅沼比呂司賞

安田 理賀子

安田 理賀子
絵作りがうまい。緑の芝生と、青い空と白い雲で、歩く人々、東京駅の駅舎、高層ビル群をサンドイッチしている。新旧の建物や自然と人工物といった対比構造を作り、どう見せたら目が喜ぶのか分かっている。写っているものたちが意味するところを理解して、画面をコントロールできている。(菅沼)

工藤 えり子

工藤 えり子
風景の切り取り方が上手です。フレーミングが独特で、とてもユニーク。強い画面の作り方を分かっている。多分、見たいものがはっきりしているんだと思う。普段から見るということがしっかりできていて、獲物を追う狩人のようにshootingできている。(菅沼)

池田 博子

池田 博子
東日本大震災以降、東京都への外国人観光客数は3倍以上になっているという。その現実がしっかり写っている。どこで、何を、どう撮るのか、しっかり考えて撮影できている。何よりおしゃべりを楽しみながら撮影しているのが、画面いっぱいに溢れていてよい。(菅沼)