番組精神のひとつ「用の美」(=機能美)を謳いあげるジャンルです。
ここは柳先生に。「人はそれ等のものなくして毎日を過ごすことができぬ器具とは日々の伴侶である。生活を補佐する忠実な友達である。誰もそれ等にたよりつつ一日を送る。その姿には誠実な美があるのではないか。謙譲の徳が現れているのではないか。」(柳宗悦「雑器の美」)
 鑑賞の壺
「棚は引き算」棚
「海を渡ったエキゾチシズム」波佐見焼
「鋳肌は年をとる」鉄瓶
「注いで使って生まれた形」急須
「手のひらの中に物語」盃
「黒に薩摩の風土を感じる」薩摩焼